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ハロマル日誌

スピリチュアル漫画

No.88「お墓参りとお盆」

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2022年7月。
母、祖母と三人で墓参りへ。
お墓自体は祖母の家から近いのだが、なんだかんだ忙しく数ヶ月ぶりに訪れた。この場所には祖父と父が眠っている。
雑草を抜き、桜の葉っぱを掃除し、造花を新しいものに変え、お墓を軽く磨き、最後にろうそくに火を灯してお供えをした。
その日の帰宅途中、とても綺麗な虹が架かっているのを見つけた。

更に1ヶ月後。
今年は父の初盆だったので、8月13日に白い提灯を持ってお墓へ行き、父を迎えに行った。
ついでにお墓を掃除しお供えをして、ふと空を見上げると小さな虹が出ていた。
「虹ってこんなに架かるものだっけ…?」
ちょっとした不思議体験だった。

今回はお墓参りと父の初盆に起こった不思議な話です!

お墓参りをするということ

お墓はご先祖様が眠る場所です。
お墓参りをするということはご先祖様方を憶い弔うということですが、何より自分自身を知るキッカケになったり、ご先祖様方からメッセージをいただいたりすることがあります。

お墓参りによって状況が変化したという話を時々耳にします。

・気持ちが前向きになった
・開運した
・霊障が少し軽くなった
・方向性が定まった
・縁をいただいた
・すっきりした etc..

一方で、お墓の状態が悪い場合や子孫の状況によっては「これはバチなのか!?」と考えてしまうようなことが起こる場合もあります。
次のような場合は少し注意した方がいいかもしれません。

・お墓が荒れ放題
・もう何十年もお墓参りしていない
・お墓参りに行かなくてはという気持ちがある
・亡くなった方の意思とは明らかに違う行いをしている etc...

「ご先祖様が子孫に悪いことをするわけがない!」と私も考えたいのですが、人と同じように生前の性格によっては、何らかの影響が出る場合があるようです。
遠方でお墓参りができないという方は、お彼岸やお盆の時に故人が好きだったものを食べたり、思い出してあげるだけでも気持ちが安らぐという話がありますので、是非お試し下さい。

お墓を掃除する

お墓参りに行ったら、大体の人が掃除すると思います。
墓掃除でやることは以下の通りです。

・花(造花)を新しいものに変える
・草むしり
・暮石を手入れする
・落ち葉などを掃除する
・お供え、水替え

軍手やバケツやスポンジ、枝切りバサミやゴミ袋を用意すると便利です。
(ホウキやチリトリ、雑巾やブラシなどを持っていく人もいます。お墓によっては備え付けてあります)
お墓の草を抜くことは、徳を積むことだという話があるくらいなので、掃除をすると良いことがあるのかもしれませんね。

掃除後は、故人の宗派や各家の方法で供養します。
私の家の場合、母方のお墓は浄土真宗なのでお線香とお水とお供え物をして手を合わせます。
父方のお墓は神道なのでお線香はあげず、ろうそくを立てお水をお供えして手を合わせています。

お墓参りでの不思議体験?

今年の夏は二度ほど父方のお墓へ行ったが、どちらも帰りに虹が架かった。
7月に見た虹がこちら。薄っすらと二本。

お盆に見た虹はこちら。縦に伸びている。

お墓参りにも神社と似たような歓迎サインがあるらしく、蝶などの虫が飛んできたり天候が急に変わる、涙が出るなどあるそう。
虹を見たのは歓迎サインなのかもしれない。

それから不思議な話がもう一つ。
7月に父方のお墓を掃除し終えた後、同じ墓地内にある別のお墓も掃除した。
このお墓は祖母の両親が入っているお墓なのだが、なんと表現したらいいのか…とにかく荒れ放題だった。
雑草伸び放題、蜘蛛の巣張り放題、お墓の両脇にある南天などの木が伸び放題。
最後に来た時はこんなに荒れてはいなかったはずだが、とにかく手入れされておらず酷い有様だった。
一目見て「あ、まずいかも」と感じたくらいだ。
とにかくこのお墓周辺は空気が悪い、重い、暗い。
できる限り雑草を引き抜くなど掃除して、この日は帰宅。

そしてお盆の際にもう一度このお墓を訪れ、枝切りバサミを使って木々の形を揃えた。
すると前回荒れ放題で怖い雰囲気だったお墓が、随分とマシになったような気がした。
祖母のご両親はしっかりした人たちだったらしく、お墓の現状を嘆いていたのではないかと…そんな気がした。
ちなみに以前書いた記事「初めて霊障を感じたかもしれない話」の話に出てくるのが、祖母の両親の家である。
家系の因縁や霊障の話は、霊関係の漫画や小説などで題材にされることが多い。
もしかすると祖母の家系はそういう話があるのかもしれないなーと薄々感じている。

お墓が荒れるとご先祖様方が悲しむのだということが分かった出来事だった。

父の初盆で起こったこと

今年は父の初盆ということで、祖母の家に地元の神主さんを呼んで一年祭(一周忌)を行ってもらった。
この神主さんは馴染みの人で、祖父の法事では毎回お世話になっている。
とにかくよく喋るという印象が強い。
「今年のお盆はとても忙しいんですわ〜この後も二軒回るんです」と神主さんの話を聞き、一年祭のご祈祷が始まった。

するとご祈祷が始まった途端、滝のような大雨が降り出した。
曇りとはいえ先ほどまで晴れ間がのぞくような天気だったので、突然の大雨とタイミングに驚いた。
ちらっと横を見ると母も同じように驚いている。
ご祈祷を終えてもまだ雨は止まなかったので、神主さんは雨脚が弱まったら車に戻るという。
「あの病院の院長〜だったそうですわ〜、そういえば私が神主修行をした神社は〜…」
など約10分くらい神主さんの話を聞いていると、雨が弱まり止んだ。

後から母が「あの雨すごかったね!もしかして霊的なことかもね!!」と興奮気味に話してきた。
偶然かどうかは分からないが、もしあの大雨が父からのメッセージだったら母も喜ぶだろうと思う。

まとめ

お墓参りをするということは、実は大事なことなんだなと最近感じるようになった。
というのも十年前の自分は、お墓参りに無頓着でご先祖様を大事にしていなかったから。
最近は故人が好きだったものをお供えすることも増えた。
お供えするとなんとなく「嬉しい」という感覚がする時がある、近くに来ていることもあるのだろうか?
特に母方の祖母は生前甘いものが好きだったからか、羊羹や菓子パンをお供えすると喜んでいるような気がする。
要は故人を憶う気持ちが大事なんだろうね。

そして今後気になるのが父方の祖母の家系に関すること。
祖母の実家の裏にある埋めた井戸の話や祀っていたもの、不幸な亡くなり方の人がちらほらいることなど少し気がかりだ。
家系の因縁や霊障は、苗字を継いだ人や弱い者や性別によって現れやすいという話がある。
今後何もないことを祈っておこう。

今回はお墓参りと初盆の話でした!

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