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ハロマル日誌

社寺仏閣

No.28「夏越の大祓!茅の輪くぐりや形代とは一体?」

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数年前の初夏のこと。

神社を訪れると、正面に見たことのないものが設置されていた。
輪っかだ。
藁のようなもので作られた大きな輪っかで、人が潜れるくらいの大きさだ。

一体これはなんなのだろう・・・?
そう思って近づくと説明書きがあり、どうやら茅の輪と呼ぶらしい。
この輪っかを説明通りに潜ると、どうやら半年分の罪穢れを祓うことができると言うではないか!
ということで、輪っかを潜ってみることにした。

夏越の大祓とは?

夏越の大祓(なごしのおおはらえ)とは、6月30日に行われる神事のことです。
(神社によっては7月下旬に行われることもあります)

人は普段生活する中で様々な罪や穢れを溜め込んでいきます...と書くと分かりづらいですが、簡単に例えると嫌なことがあったり心に悩みを抱えたり元気が出ず疲れたりと、生きていれば様々なことがあるものです。

それらを「半年に1度祓ってスッキリしようぜ!」というのが夏越の大祓という行事です。
半年後の12月には年越の大祓という神事があり、こちらは「新年を迎えるために心身共にスッキリしようぜ!」という感じです。
どちらの行事も日頃の心身の穢れを落として、日々清らかに過ごせるようにするためのものです。

夏越の大祓の時期(6月下旬から7月下旬)に神社を参拝すると、茅の輪くぐりや人形(ひとがた)と呼ばれるものを目にすることがあります。
神社によっては説明書きが置かれていないところもありますので、どのようなものなのか一緒に見ていきましょう!

茅の輪くぐりとは?

茅の輪(ちのわ)とは、茅(カヤ)を束ねて作られた輪のこと。
人が通れる程の大きな輪っかをくぐり、半年間の罪や汚れを落とします。

茅の輪くぐりの由来
スサノオノミコトという男がお嫁さんを探して旅をしていました。
ある村で一泊させてもらおうとお金持ちの家へ行きますが断られてしまいます。
すると見かねた一人の貧しい男、蘇民将来(そみんしょうらい)がスサノオを手厚くもてなしてくれました。
お礼にスサノオは、自分が神様であることを告げて「もし悪い病気が流行ったなら、腰に茅(カヤ)で作った輪をつけるように」と伝えます。
このあと疫病が流行しましたが、蘇民将来と家族は教えのおかげで無事助かりました。

という言い伝えがあるそうです。

茅の輪のくぐり方
1.茅の輪の前で一礼して左から回る
2.正面に戻ったら次は右から回る
3.1と同じように左から回る
4.最後はそのまま輪をくぐり抜ける

こんな感じでくぐります。

青の線1番からスタートして、2、3番と続き、最後は輪を潜り抜けます。

茅の輪が設置されている神社では、どのように潜ればいいか説明書きがあるところもあります。
神社によっては「払い給え清め給え」と唱えながら回るようにとあったり、どちらの足から茅の輪を潜るようにといった説明があると思いますので、もし分からない時はそちらを参考にしていただければと思います!
他の人が潜るところをこっそり見て学ぶも良しです!(笑)

写真で見る茅の輪くぐり

2年前の7月に宮崎県の神柱神社(かんばしらじんじゃ)で撮影したものです。
神柱神社ではこのように設置されていましたが、神社によっては鳥居に茅の輪が設置されているところもあります。

正面から

後ろから

人形・形代とは?

人形(ひとがた・ひとかた)/形代(かたしろ)とは、神社でお祓いをする際に使用される道具です。
人の形をした半紙(奉書)で、これに罪穢れや厄を身代わりとして移してお祓いします。

夏越の大祓の時期には、多くの神社でこの人形が用意されています。
初穂料は神社によるでしょうが、300〜3,000円前後のところが多いようです。

人形/形代の書き方

では、人形の使い方を見ていきましょう!

1.人形に名前(フルネーム)と年齢(数え年)を書く
(神社によっては住所も書く)
2.人形で全身を撫でる
この時、自分の穢れを移すつもりで。悪いところがあれば念入りに擦り付けるとよし!
3.人形に息を3回吹きかける

とにかく人形に自身の穢れを移すつもりでやりましょう!

数え年についてですが、

今年の誕生日がまだなら    満年齢+2歳
誕生日が来たなら       満年齢+1歳

神社の厄年表では数え年で表記されていますね。

人形を書き終えて神社でお祓いしてもらう場合は、上記の作法をした後で形代を納めます。
自身でお祓いする場合は、川に流す方法かお焚き上げが良いでしょう。

それにしても人の形をしたものというのは、形代に限らずどうも気が入りやすいのかなと思います。

まとめ

夏越の大祓、実は今年はまだ茅の輪も人形もやっていない・・・!
大きな神社では茅の輪を見かけるのですが、地元の神社ではなかなか見かけないのでチャンスがあれば参加したいと思います!

実際、茅の輪を潜ったり人形を使って罪穢れが落ちるかどうかは分かりませんが、人々が昔から続けてきた行事というのは何かしらの意味があるのではないかなと感じます。
ですので、気が向いた方は是非神社へ立ち寄ってみて下さいね!
 
 

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