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自身のスピリチュアルな経験や神社紹介、日常話を漫画に描いてお届けします!
2019年11月。
所用で沖縄県へ行くことになった。
用事を済ませた後、母と二人で沖縄本島を観光することにした。
沖縄は私が小学生の頃に1度だけ訪れたことがあるが実はほとんど覚えておらず、実質今回が初めての沖縄というわけだ。
レンタカーを借りて早速向かったのが、空港近くにある「沖宮」と呼ばれる神社だ。
「新しい土地へ旅行したり引っ越す際には、まずその土地の神様に挨拶するとスムーズに事が進む」と以前どこかで読んだので今回はそれを実践しようと思った次第だ。
ところが沖宮に行くはずが、着いた先は大きな運動公園の敷地で「沖縄県護国神社はこちら」と書かれている。
どうやら運動公園内に護国神社と沖宮があるということが判明。
せっかくだからとまずは沖縄県護国神社へ参拝したのち、沖宮へ行くことにした。
ということで今回は沖縄県護国神社と沖宮を紹介します!
沖縄県護国神社はどういう神社?
沖縄県護国神社(おきなわけんごこくじんじゃ)は沖縄県那覇市の奥武山公園内にある神社です。
一般的に護国神社で祀られている御祭神は国のために殉職した御霊ですが、沖縄県護国神社では沖縄戦で犠牲になった一般市民も御祭神として祀っており、他の護国神社とは少し異なっています。
沖縄護国神社を訪れての第一印象は「戦争による感情が色濃く残る場所」というものでした。
手水舎の側に像が立っているのですが、それがまた痛々しいものでいろいろと考えさせられます。
沖縄県護国神社の雰囲気は?
優しく穏やかな感じの場所ですが、若干空気が重いと感じました。
この神社は今では縁結びのパワースポットとして有名らしいのですが、それでも頭によぎるのは戦争のこと。
ゆるいような、重いような独特な空気感です。
それから「今回の沖縄旅はどのようなものになりますか?」と心の中で訪ねてからおみくじを引いたところ、とても素晴らしい内容のものを引くことができました。
そのおみくじの通り、予報では滞在期間中は雨マークでしたが雨はほとんど降らず、全ての予定がスムーズに運びました。
護国神社を出た後、母から「顔つきが変わったよ!さっきまでと全然違って、とてもスッキリした顔をしている!」と言われビックリ。
確かに言われてみれば、参拝する前は重かった身体が随分軽くなったような・・・?
気のせいかもしれませんが、最近は合う神社や良い気の場所へ行くと身体が軽くなったと感じることが増えてきました。
そう考えると、この神社は優しい場所なのかもしれません。
沖宮はどういう神社?
沖宮(おきのぐう)は沖縄県那覇市にある神社です。
天龍大御神(てんりゅうおおおんかみ)、天久臣乙女王御神(あめくしんおとめおうおんかみ)、天芳子乙女王御神(てんぽうしおとめおうおんかみ)、天仁子乙女王御神(てんじんしおとめおうおんかみ)、天来子乙女王御神(てんらいしおとめおうおんかみ)、熊野三神(伊弉册尊・速玉男尊・事解男尊)
また、境内には住吉神社や八坂神社などの末社もあります。
沖宮は琉球八社(りゅうきゅうはっしゃ)と呼ばれ、琉球王国から特別の扱いを受けた八社のうちの一つです。
奥武山公園内にあり、沖縄県護国神社からのんびり歩いて約10分の場所にあります。
沖宮の雰囲気は?
こちらの神社はTHE沖縄感が満載で、これまた変わった雰囲気の神社です。
天燈山御嶽と呼ばれる丘を登ると石碑があり、そこに神様の名前が書かれていたのですが・・・沖縄の地名同様読むのが非常に難しい!
そう思いながら順路を進むと一つ変わった場所を発見。
本殿後ろにある小さな住吉神社ではどうやら中へ入ることができるらしく、少し上がらせてもらいご挨拶しました。
この場所は個人的にとても気持ちが良かった場所で、境内の中でも特に凛とした空気を感じたのがここです。
とにかくのんびりした神社です。
写真で見る沖縄県護国神社と沖宮
写真を撮りましたので、どうぞ!
まずは沖縄県護国神社から紹介します。
入り口、南国感溢れる佇まいだ。
平和の像。実はこの像の前にもう一つ像があったが、そちらは撮らなかった。
拝殿
シーサー・・・ではなく、狛犬。ドラえもんのようなヒゲを持つ。
次に沖宮の写真を紹介します!
沖宮入口。階段下で猫がくつろぐ。
熱心に毛づくろいをしている、まるで家猫のように警戒心がない。
手水舎。
天燈山御嶽へ。
天燈山御嶽、神々が祀られている。
拝殿
末社の住吉神社、とても気持ちの良い場所だった。
公園内で出会った猫。一直線にこちらへやってきた!
アクセス
沖縄県那覇市奥武山町四四番地
沖縄都市モノレール「奥武山公園駅」から徒歩約7分
公園内に駐車場あり
まとめ
沖縄県護国神社へ行くつもりはなかったが呼ばれたかのように参拝することになり、結果として心身ともにスッキリすることができた。ありがたいことだ。
沖宮神社は特に、沖縄を感じるのんびりゆったりとした緩やかな神社だった。
どちらの神社にも言えることだが、なんとも言い表せないような空気が流れていることは確かだ。
沖縄という場所は、日頃人と接して疲れていたり癒しを求める人には素晴らしい場所なのかもしれない。(観光地は除く)
ちなみに公園内を散歩しているとウォーキングしている人がやたらと多いことに気づく。
そして猫の数も多い、あちらにもこちらにも猫がいる。
沖縄は日本なのに日本ではないような、そんな時間が流れている不思議な土地だと感じた。
ということで次回は沖縄後編、普天満宮と波上宮をご紹介します!