目指せ霊感ぜろ脱出! スピリチュアルと日常漫画

ハロマル日誌

スピリチュアル漫画

No.92「良い気を受け取るとは?」

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旅行先での出来事。
一日時間が空き、どこへ行こうか調べていると、博物館で仏像の特別展示をしているというではないか。
「最近は仏教や仏像に興味が出てきたことだし、せっかくの機会だから行ってみるか!」
こうして暇を潰すため博物館へ行くことを決めた。

翌日。
チケットを購入し建物内へ入ると、予想以上に広く見る場所がたくさんありそうだ。
「館内をぐるっと回って、最後に特別展の仏像を見るコースにしようかな」
そう決めて展示物を見て回った。
歴史的資料や価値ある物、古く珍しい物までいろいろあって面白い。
気がつくと2時間近く経過し、体は重く疲れてしまった…とりあえず近くの椅子に腰掛けると、反対側の椅子にも同じように疲れた人が休憩していて目があった。
「ひ…広すぎる!展示物も多いし一日じゃ回り切らない…」

駆け足気味になんとか館内を一周し、ようやく目的の仏像を見る頃には体力の限界が近づいていた。
特別展示室に入ると、とても美しい仏像がいくつも並んでいた。
中でも多くの人が集まっていたのが十一面観音様と千手観音様の仏像で、精密かつ慈悲深いお顔だ。
素敵な仏像をたくさん見て特別展示室を出ると、先程までの疲れが嘘のように消えてなくなり体が軽くなっていることに気がついた。

ということで今回は、良い気を受け取るとはどういうことかのお話です。

良い気とは?
良い気とは?の前に、気(エネルギー)は目には見えませんが全てのものが持っていて、お互いに影響し作用しあっています。
人と人同士だけではなく、動植物や物、空間…最近だとインターネットで繋がるなど、私たちとは切っても切り離せない関係があります。

気の受け取り方は人によって様々です。
良い気を受け取った場合は、
・元気になる
・身体が軽くなる
・五感で何かを感じる(良い匂いがする、食べた料理が美味しい、キラキラ輝いて見える、心地よく聞こえる etc...)
・気持ちが安定する etc...


例えば「Aさんと一緒にいると気持ちが前向きになる!」という体験や、誰かに料理を作ってもらった時にとても美味しく感じるなどの現象は、相手からの良い気を受け取っているということですね。
良い気は、体調が良くなったり体が軽くなる、心が明るくなる感覚がある場合は受け取れている可能性が高いです。

反対に悪い気を受け取った場合は、
・体が重くなる
・体調不良
・不愉快な感覚が生じる(悪臭、暗かったり霞んで見える、聞いていると気分が悪くなる etc...)
・心が沈む
・やる気が出なくなる etc...

よく聞くのが「あの場所を通ると嫌な感じがして体が重くなる」など特定の場所で感じる不快感や、一緒にいるとだんだん疲れてしまう、不運が生じるなどでしょうか。
悪い気は、なんとなく違和感があったり、体調や心に変化が生じることで分かることがあります。
判別方法
気(エネルギー)は全てのものに宿っているため、普段何気なく暮らしていても様々なものから影響を受けます。
特に影響が大きいと感じるのが「人と接すること」「テレビやインターネットなどの情報」「場所」でしょうか。
・人と接すること

人間として生きる以上、必ず人との接点がありますね。
良い気を持つ人と接した時は「会うと喜びや嬉しさがある」「元気になる」「前向きになる」など良い変化があります。
一方、悪い気…という言い方は少し違うかもしれませんが、邪気を多く持った人と接した時は「会うと気が重くなる」「体調不良になる」「ネガティブになる」「元気、やる気がなくなる」など心身ともに疲弊します。

対策は簡単で、その人と距離を置くこと。
現代では多くの人がSNSやアプリで繋がっていて、あまり好きではないけれど気になるから閲覧しているという方もいると思います。
ですが閲覧するということは、細い糸で繋がるように縁も繋がっているということ。
本当に距離を置きたいのであれば、どんなに気になっても見ないことが一番です。

職場や学校や家族など物理的にどうしても離れるのが難しい場合、職場や学校は時間の経過で環境が変わりますが、家族の問題は辛い時期が長期間続いたり変化するのが難しいこともあると思います。
前回の記事で書きましたが、相手の変化を望むのではなく自分が変わることをオススメします…が、これは結構根気が必要で時間が掛かるかもですね。
特に体の状態が良くない時や、心が弱っている時は大変だと思います。
簡単な対策は「良いものと接する時間を長くすること」「悪い影響を受けるものとは関わらない」「怒らないこと」。

まず普段の自分の気の状態がどんな感覚なのか、よく観察してみます。
どういう時にどんな気分や状態になるのだろう?ということを普段から意識して、良い時はこんな感じで悪い時はこうなるというのを知ることから始めます。
案外小さなことで嬉しくなったり、特に気にしていなかったことで落ち込んだりと感情や体調は些細な影響から上下することが分かります。
そうすると自分にとって良いもの悪い物が少しずつわかってくるので、良いものとは多く接すること、悪いもの(気分が下がったり、やる気を下げるもの)は遠ざけると少しずつ変わってくると思います。
それと怒りの感情は、やはりエネルギー的にとても大きく重いです。
負の感情自体がとても重く、悪口やネガティブな言葉や邪気を含む言葉は自分も周囲も傷つけますので、できるなら言わないし気にしないことが大切です。

こうして書くだけなら簡単ですが、人間変わることはとてもエネルギーを使うしなかなか大変なことです。
昨日の自分よりもほんの少し良い方向へ進めたらOK!という感じで、悪い影響や行いを徐々に減らして良い行いを増やしていくことができたら、本当に緩やかかもしれませんが変化が生じると思います。
かくいう私も未熟者ですので、無理せず自分のできる範囲で一緒に頑張りましょうね。
・テレビやインターネットなどの情報

これも前回の記事で書いた通り、良いもの悪いものと多くの情報で溢れています。
インターネットの良いところは、好きな時に好きな情報を得ることができ、様々な繋がりを持つことができることです。
ですが一方で、テレビやインターネットは一方的に情報を流すことができるツールでもあります。
例えそれが自分の望む情報ではなかったとしても…邪気の入ったものであったとしてもです。
テレビの場合はニュースやバラエティーなど数多くの番組があり、中には望まぬ情報や不愉快な感覚が飛び込んでくることがあると思います。
疲れている時はぼーっと見るのが好きだという方もいるかもしれませんが、できるなら楽しむ程度にとどめて、テレビから離れる時間を作るといいかもしれません。(テレビは邪気が多い感じがしますので…)

インターネットの場合も同じで、SNSや動画やネット記事は玉石混交です。
元気な時は影響を受けずとも、疲れている時は少し距離を置いて体を休めてくださいね。
(見ていて楽しくなるなら問題ないと思いますが、疲れたり重い感覚になったり違和感があるものはオススメしません)

・場所について

「特定の場所が嫌な感じがする」「その場所へ行くと体調が悪くなる」という場合、なるべく近寄らないことです。
どうしてもその場所へ行かなければならない時は、身も蓋もありませんがあまり気にしないこと。
おそらく嫌だな〜と感じる方は、霊感が強かったりエンパスである人が多いと思います。(もちろん直感的に分かるという方も)
嫌なこと全般に言えるのですが、負のエネルギーに引っ張られるということは、その人自身のエネルギーが低下し同調するので心身ともにとても疲れるはずです。
辛くてどうにかしたいと苦しみますが、気が下がっているので元に戻るのが難しい。
だったら気にしないことが一番で、それでもどうにかしたいなら…私だったら気分が上がる音楽を聞く、良い状態だった時の感覚を思い出す、好きなことをする、気の上がる食べ物をいただく(スパイスや自分に合った食事)など良い気分になることをします。
それでも上がらない時は、時間の経過に身を任せ、自分を少し甘やかして休みます。

また引っ越しや家を建てる際は、些細な違和感や引っかかる感覚があれば一度検討し直すことをオススメします。
よくあるのが、内見や近隣の様子を観察した時に「昼間なのに暗い感じがする」「事故や事件が多い」「ゴミが散乱している」「周囲の人がその土地はやめた方がいいと忠告してくるが、どうしても惹かれる」など。
土地とその人の因縁によって選んでしまうこともあるそうですが、場所のエネルギーはとても重要だと思うので、できるなら慎重に検討してくださいね。
御神仏から気を受け取った時の影響

神様や仏様、高次元の存在からエネルギーを受け取った場合は様々な影響を受けます。
・体調が良くなる
・心が元気になり前向きになる
・体が軽くなる
・状況が変化する
・不運が起こる
・霊的な現象が起こる etc...
基本的に気が上昇するので、心身ともに良いことが起こりやすいです。
「不運が起こる」というのは仏教でいうところの業(カルマ)のことで、今まで自分が行ったこと(それが今世で行ったこととは限らず、過去生での行いかもしれない)が返ってくる感じですね。
業(カルマ)には良いもの(善業 ぜんごう)と悪いもの(悪業 あくごう)があります。
なぜ不運が起こったのに良いことなのか?少し説明が難しいのですが…負債を少し減らした、浄化現象が起こったという感じかな?
なので何か不運が起こったら「なんで自分がこんな目に!」と思うのではなく「少し業(カルマ)が落ちたかな」と頑張って捉えることができると、少し前へ進むかもしれません。

霊的な現象は、光やビジョンが視えた、音や良い香りがした、何かに優しく撫でられる感覚などで、中には「これは霊的な現象?」と分かりにくいものもあります。

今回のお話での現象
今回の話では、疲れきった状態で特別展示の仏像を見た後、体が軽くなり元気になったというお話。
実は特別展示室以外にも、仏像の展示はあった。
普賢菩薩様や不動明王様や薬師如来様など名だたる仏像が並んでいたが、その時は特に何も感じず。
特別展示室で十一面観音菩薩様や阿弥陀如来様を見た辺りから、体の一部(喉や胸)がスースーとし始め、気が通る感覚になり、展示室を出る頃には元気になっていた。
私はまだ仏教や仏像に関する知識がとても浅いのだけれど、仏像は開眼(かいげん 読んで字の如くで、仏像に仏様を呼んで入ってもらう)した人の霊的能力と、仏像を製作した人の気がとても重要だそうだ。
だから同じ不動明王様の仏像であったとしても、製作した人と開眼した人の能力によって差が生まれるということだね。
仏像のお顔を見ると、穏やかであったり厳しくあったりするけれど、作った人の状態や御神仏との縁の深さが垣間見えたりする。
更に誰が拝んだか…というのも関係があるようで、仏像はとても奥が深い。

それからご縁というものがあり、人によって縁のある神様は違う。
私の場合、ちょうど十一面観音様に興味があった時期で真言(マントラ)を聞いたりしていたこと、また薬師如来様ともなんだか縁があるような気がしている。
博物館でどの仏像から元気をいただけたのかは分からないけれど、とてもありがたかった。
まとめ
博物館で素敵な仏像を見て元気をもらった30分後…体は再び疲労感を覚え、重くなった。
ということは私が受け取った御神仏のエネルギーは30分で消費されたということになる。
ちなみに博物館によっては、体が重くなることもあるよ。

自然史博物館へ行った時は、ある展示エリアに入った途端に強烈な眠気と重さに襲われ立っていられず、椅子に座って眠ってしまったことがあった。
10分程度で目は覚めたが、おそらく霊的影響だったのだろう…普段外で居眠りをすることはないからね。
博物館には各地から集められた展示物があり、中にはいわくつきの品があるのかもしれないね。

今回は良い気を受け取る方法でした!できたら年内に記事を更新しますね、お楽しみに〜。

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